2016年07月09日

紫玉

●「巨峰高墨系」の枝変り
紫玉は山梨県の植原葡萄研究所のぶどう園において1982(昭和57)年に巨峰の系統「高墨」の枝変わりとして発見され、その枝から採穂して接木により育成されたものです。
1985年に品種登録が出願され、1987年に登録されました。
植原葡萄研究所と言えば、数々の品種を生み出してきたことで知られています。

●紫玉の特徴
農林水産省の品種登録データベースには以下の通り記載されています。
『果房の大きさは大、果房の形は円錐、粒着の粗密は密である。果粒の大きさは非常に大(12g程度)、果形は短楕円形、果皮の色は紫黒、果粉の多少は多である。果皮は厚く、果皮と果肉の分離性は易、果肉の色は不着色、肉質は崩解性と塊状の中間である。果汁は多、甘味は高、酸味は少、香気は特殊、種子の多少は中である。開花期は中、成熟期は早、育成地において8月初旬で、「巨峰」より10〜15日、「高墨」より5〜7日早い。』

要するに、「巨峰」から生まれた早熟品種と言うことで、収穫時期が早い巨峰と思って良いと言うことです。

●実際に食べた食味
今回入手したものは一般的な「巨峰」に比べ、やや小ぶりでしたが、粒の大きさは栽培環境や方法によってもっと大粒のものもあるようです。

皮の厚さや食べた時の果肉の食感は「巨峰」と区別がつきませんでした。
甘味酸味共にしっかりとしていて濃厚な味が楽しめました。また、今回のものは種がありませんでした。

●主な産地と生産量
政府がまとめた全国の栽培面積を見ると、山梨県が最も多く、次いで兵庫県、長崎県と続いています。
ここに出ていない地域でも観光農園などで栽培しているところは沢山あるようです。

●紫玉の収穫時期と旬
紫玉の収穫は「巨峰」や「高墨」よりも早く、山梨県で8月上旬から下旬となっています。

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2016年06月04日

高墨

●巨峰の優良選抜品種
高墨は長野県須坂市において返町静男氏が自園の巨峰から優良株を選抜育成し、増殖したものとされています。
この返町静男氏といえばシナノスマイルの生みの親としても知られています。

もともとの巨峰に対し10〜15日ほど早く成熟する事から早生巨峰とも呼ばれ、数多い巨峰系統の中でも最優良品種の一つとされています。

高墨という名前は育成された返町氏のぶどう園がある高畑と、墨のように黒く色づくということから名付けられたそうです。

●高墨の特徴
ブドウ果実の粒は一般的な巨砲の中ではやや小ぶりの傾向にありますが、粒がしっかりと付いていて脱粒しにくく棚もちが良いという特徴があります。

食味自体は巨峰と同じと考えて良いでしょう。


●実際に食べた食味
見た目は他の巨峰と見分けがつかない感じですが、やはり粒は若干小さめでした。
果皮の色は濃く色付き、粒を房からはずすのに少し力が要るくらいしっかりと付いています。

果皮は見た目ほど渋味が無く、皮ごと食べてもそれ程気にならない感じで、果肉はとても甘く味に濃さを感じるコクがありました。

●主な産地と生産量
政府がまとめた平成23年産の高墨の栽培面積を見ると、熊本が最も多く栽培しており、35.4haで全国の約7割を占めています。
次いで愛知県、長崎県となっています。

ここに記載されていない地域でも個々の農園で栽培されているところは多いようです。

●高墨の収穫時期と旬
高墨は巨峰より10日〜15日程早く収穫が始まり、九州など早いところでは8月上旬頃からとなっています。
食べ頃の旬は8月中旬頃から9月中旬までとなります。

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2016年05月22日

巨峰

●正式な品種名は「石原センテニアル」
キョホウ(巨峰/きょほう)は大井上理農学研究所の大井上康氏により石原早生とセンテニアルを交配させて作られたブドウで正式な品種名は「石原センテニアル」と言います。

1945年に発表され、1955年に「巨峰」の名称で商標登録をされています。
巨峰という名前の由来は、開発された農学研究所から見える雄大な富士山にちなんで付けられたそうです。

●実となる粒の数を間引く事で糖度をあげる
巨峰は花が咲いた後そのまま実を付けさせると700gから800g程の大きな房になり、色も薄く赤いブドウになり、糖度も今の物よりずっと低く美味しいブドウにならないようです。
生産者は花が付いたら適度に間引きし、粒の数を調整する事で一粒一粒に栄養がたっぷりといきわたり、色も黒くなるようにしています。

●近年では種無しが主流に
巨峰はもともと種がある品種ですが、近年では種無しの方が好まれる傾向にあるため、ジベレリン処理された種無し巨峰が多く出回るようになりました。

●全国の生産量ランキング
平成21年の統計データで見ると巨峰を最も沢山生産しているのは長野県です。
全国の3割を作っていますね。次いでブドウ王国の山梨県、そして福岡県となっています。

●日本では最も沢山作られているブドウです
巨峰は日本人が好むブドウとして、現在日本で作られているブドウの中では最も多く作られ、全体の約35%を占めています。

●食べ頃の旬
巨峰はハウスでも栽培され、早い物は5月下旬頃から出始めます。
露地栽培で最も美味しく熟した物が出回る旬の時期は8月下旬頃から9月下旬頃となります。

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